ジブリパークの「もののけの里」エリアには、ジブリの『もののけ姫』の舞台となる「エミシの村」のような、日本古来の里山の原風景が広がっています。
エリア内には「タタラ場(学習体験施設)」や、「乙事主(滑り台)」「タタリ神(オブジェ)」が建っています。
この「タタラ場」では、いつも五平餅炭焼き体験が行われているのですが、2025年6月25日(水)~9月29日(月)の暑い時期は、五平餅の代わりに「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」が開催されています。
もののけの里レビューですが、このエリアは夏は日陰が少なくてものすごく暑いです。
でも、昨年もその暑さの中、タタラ場の中でも五平餅炭焼き体験に挑戦する人たちがたくさんいました。
しかし、やはり炭焼きですからタタラ場の中も暑くなってたいへんです。
そこで2025年は夏季の暑さ対策として「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」へ変更されたのはすばらしいアイデアですね!
五平餅の炭焼きではなく、きなこの石臼挽きですから、火は使いません。
出来上がったきなこをかけるわらび餅は夏の風物詩なので、もののけの里の暑い時期にはほんとうにおいしく頂けます。
石臼挽きをやってみたい人にも、わらび餅を食べたい人にもおすすめです。
小さな子供たちも、両手で一生懸命に石臼を挽いていましたよ!
2025年8月2日(土)に「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」を体験してきたので、ご紹介します。
- 夏のもののけの里レビュー 五平餅に代わるきなこづくり体験をやるタタラ場はどこ?
- 夏のもののけの里きなこづくりレビュー 所要時間と手順を写真と動画で説明
- 夏のもののけの里 きなこをかけたわらび餅で夏バテ防止!
この「ジブリパーク」周辺には、観光に便利なホテルも多いです。
もののけの里をはじめ、緑豊かな広大なパーク内を散策して疲れた体をゆったり癒せるホテルを3つご紹介します。
ジブリパークからとても近くて便利なホテル2つと、もののけの里の自然の余韻をじっくり味わえる森の中のホテル(送迎バスジブリパーク便あり)をご紹介します。
都会の喧騒を忘れて、ジブリの世界観たっぷりの広いパーク内を存分に散策し、リフレッシュしてくださいね(^^♪
夏のもののけの里レビュー 五平餅に代わるきなこづくり体験をやるタタラ場はどこ?
2025年、もののけの里で暑い時期に、五平餅の代わりに「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」が開催される場所は「タタラ場」です。
五平餅炭焼き体験の会場と同じです。
もののけの里レビューとして、風景の写真をたくさん撮りましたよ!
「もののけの里」と「あいちサトラボ」の入り口に到着↓
入口を入って左側の「あいちサトラボ」は無料で入れるので、暑い時期はクールスポットとして建物内で一息つけます。
「あいちサトラボ」周辺では実際に農作業が行われていて、まさに里山の風景になっています。
「もののけの里」「あいちサトラボ」入り口を入って、照り返しの強くて暑い広場を直進すると、赤白テントのもののけの里受付に着きます。
右側に見える物見やぐらの足元までは、チケットがなくても行けますので、迫力ある物見やぐらを見上げて記念写真を撮れる、もののけの里らしいフォトスポットになります。
もののけの里受付の、「エミシの村」の雰囲気がある木製の門も民族調で味わいがあり、つい写真を撮りたくなる場所です。
この受付を抜けると、道が二股に分かれた分岐点があります。
「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」が開催される「タタラ場」へは、下の写真のように、右側の道を進みます。
分岐点の道標には、「右 たたらば之路」と文字が彫られていますよ。
左側の道は、休憩処に向かって伸びています。
さてさて、分岐点の右側の道を進むと、右手に黒っぽくて手足の長い大きなタタリ神のオブジェが見えてきます↓
さらに乙事主(おっことぬし)の滑り台、タタリ神、物見やぐらが並んで見えます↓
いよいよタタラ場の門の前に到着です↓
門をくぐると、タタラ場の見事な草屋根に圧倒されます!
このタタラ場の出口を出たところでは、この見事な草屋根とともに、タタラ場周辺で育てている陸稲を見ることができます。
夏の猛烈な暑さに負けず、しっかりと育っています!
このタタラ場会場出口近くの気温は、38.7℃にも達しました。
さあ、タタラ場入口に戻りましょう。わらび餅ののれん(暖簾)がとても涼し気です!
会場入口前でスタッフさんが案内してくれました。
■きな粉づくり石臼挽き体験
・体験料:1人1,000円税込(煎り大豆とわらび餅1人前)
・開催時間:平日10:00~16:30、土・日・休9:00~16:30
・予約不要。当日、タタラ場に行きます。
・9歳以下は保護者の同伴が必要。
ひきたてのきなこをかけたわらび餅は、すぐにタタラ場の外にあるベンチでいただきます。
(会場出口に、セルフサービス無料のお水・お茶があります。)
ではいよいよ、次の章できな粉づくり石臼挽き体験レビューをご紹介します。
夏のもののけの里きなこづくりレビュー 所要時間と手順を写真と動画で説明
私はこのきな粉づくり石臼挽き体験の石臼を挽くのは初めてでした!
子供の頃、石臼を絵本で見たことがあって、挽いてみたいなと思っていたので、やっとその夢が叶いました!
「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」の所要時間と手順を、写真と動画で詳しくご紹介します。
会計から石臼を挽いてわらび餅にきな粉をかけ、タタラ場外のベンチで食べ終わるまで、所要時間は約30分でした。
まず、タタラ場会場入口のレジで会計を済ませます。
今回は家族3人で体験しました。
透明なわらび餅を3人前受け取ります。
タタラ場会場内には、長テーブルに石臼がいくつか置かれています。
長テーブルの下のかごに荷物を置けるようになっています。
小さな子供のためには、挽き安いように、低い位置に石臼を置いてくれるので安心です。
パパママに寄り添ってもらいながら、子供も両手で一生懸命挽いていましたよ(^^♪
タタラ場会場内の壁にかかっている五平餅分布図には、「ただいま 夏季休戦中 秋より再戦の予定」という札がかかっていました。
私たちは、家族3人でひとつの石臼を使いました。
使用されているのは、愛知県岡崎市産の石臼です。
石臼の隣りに、さきほど受け取ったわらび餅を3人前並べておきます。
スタッフさんが、3人前の大豆を石臼に置いてくれます。
このあとスタッフさんより、石臼を挽く手順の説明があります。
長い料理べらを使って、大豆を石臼の穴に3粒ほど入れて、1~2周、石臼をゆっくり回して挽きます。
この料理べら、とても長いので、これを使って小さな大豆3粒を集めて穴に入れるのは、ちょっと神経を遣います↓
3粒、穴に入れて、1~2周回す、これをひたすら繰り返して挽いていきます。
3人前の大豆で、挽き終わりまで所要時間約15分でした。
1人前で所要時間は約5分ということになりますね。
石臼を挽いているときの会場内の室温は、31.6℃でした。
炭火は使っていませんが、けっこう暑いです。
いよいよ、大豆をすべて挽き終わりました。
挽き終わると、石臼のまわりにこのようにきなこがたまります↓
夏のもののけの里 きなこをかけたわらび餅で夏バテ防止!
大豆を3人前挽き終わり、石臼のまわりにたまって完成したきなこを、料理べらで集めてわらび餅にかけるのですが、この料理べらで集めるのはなかなかたいへんな作業で、これだけで所要時間5分近くかかってしまいました。
きなこをわらび餅3人分に分けてかけて完成です↓
タタラ場の外のベンチでいただきます↓
わらび餅は日本で平安時代に初めて登場しました。
わらび餅の原料は山菜のワラビで、このワラビの根っこからとれるデンプンでわらび餅を作ります。
ワラビの根っこは夏バテ防止になります。
というのも、ワラビの根っこは体内にこもっている熱を冷ましてくれるからです。
さらに体内に余計に溜まっている水分を尿で排出するのを助けます。
わらび餅は、日本古来の夏場の知恵だったんですね。
このベンチでは、気温は32.6℃になりました。
午前中の日陰ですが、このようにもののけの里は暑いです!
でも、わらび餅を食べると体がらくになって元気が出てきましたよ(^^♪
ジブリパークもののけの里の暑い夏だからこそ、わらび餅のおいしさが一層引き立ちますね!
タタラ場会場の出口では、セルフサービスで冷たいお水やお茶をいただけます↓
会場出口を出て裏にまわるとトイレもあります。
多目的トイレもあり、おむつ交換台やお着替え用ボードも設置されており、とても清潔感の行き届いたトイレです。
小さな子供連れ家族も、車椅子の方も安心ですね。
今回8月2日(土)、きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)の所要時間約30分は次のような流れになりました。
9時27分 会場入場・会計
9時28分 スタッフさんが石臼に大豆を置いて説明開始
9時29分 挽き始め
【約15分】
9時45分 挽き終り、きなこを集めてわらび餅にかける
【約5分】
9時51分 完成
10時0分 外のベンチで食べ終わり
3人前の大豆を挽くのに約15分の所要時間が必要でしたが、1人前だと約5分で挽き終わると予想できます。
小さな子供はもっと時間がかかるでしょう。
パパママに助けてもらって、初めての石臼体験を楽しんでくださいね(^^♪
また来年の夏もぜひ、きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)を開催してほしいです!
「ジブリパーク」周辺のおすすめホテル
緑豊かな広大なジブリパーク内を散策して疲れた体を、ゆったり癒せるホテルを3つご紹介します。
ホテルルートインGrand名古屋藤が丘駅前
この「ホテルルートインGrand名古屋藤が丘駅前」は、地下鉄東山線藤が丘駅1番出口より徒歩約4分の場所にあります。
このホテルの最寄り駅「藤が丘」からジブリパークへは、リニモ1本20分で行けるので、ジブリパークに近い新しいホテルとして人気です。
藤が丘駅前および周辺には、コンビニやドラッグストア、飲食店などもあって便利です。
2024年12月25日グランドオープンした新しいホテルですよ!
このホテルの総合評価は「4.31」です。( 評価詳細は こちら>> )
■ホテルからの所要時間
- ジブリパークまでリニモで28分
- 東山動物園まで地下鉄東山線で17分
- トヨタ博物館までリニモで21分
愛知観光の拠点に最適なホテルなので、ジブリパークの他の観光スポットにも足を延ばして楽しめます。
ベッドがシングルでも大きいので、伸び伸びぐっすり眠れると喜ばれています。
朝食付きでも素泊まりでも、天然温泉が楽しめます!
ホテル周辺にはコンビニや飲食店も多いので、夕食にも困りません。
また、「ホテルルートインGrand名古屋藤が丘駅前」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
ホテルアーク
この「ホテルアーク」も、地下鉄東山線藤が丘駅が最寄り駅で、なんとこの藤が丘駅から徒歩30秒という駅近ホテルです。
雨の日でも傘無しで大丈夫というのが大きな魅力です。
このホテルの総合評価は「4.67」です。( 評価詳細は こちら>> )
ジブリパークまでリニモ1本、ホテル周辺にはスーパーやコンビニもあり、とても便利なホテルです。
清潔で安心できるお部屋も喜ばれています。
小学生の添い寝は無料です。
また、「ホテルアーク」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
しあわせ隠れ里猿投温泉癒しの宿金泉閣
この「しあわせ隠れ里猿投温泉癒しの宿金泉閣」は、愛知県豊田市の猿投山の山奥にあります。
ジブリパークのもののけの里の、日本の自然の余韻を十分に楽しめるホテルです。
ジブリパークから車で15分ですが、送迎バスジブリパーク便もありますよ!
この旅館の総合評価は「4.64」です。( 評価詳細は こちら>> )
癒し効果の高い天然ラドン泉の天然温泉が特徴なので、広大なジブリパークを歩き回って疲れた足腰もしっかり癒されて元気になれます。
- 猿投グリーンロード「加納IC」より約5分
- 名古屋からは車で40分
- 豊田市駅からは一般道で約40分
好きな色を選べる浴衣があり、女性客には特に人気です。
桜、新緑、紅葉など、自然に合わせたバリエーション豊富な色あいの浴衣を着て、森の癒しを堪能できます。
無料で飲み放題の温泉ドリンクバーが大好評です。
チェックアウトが11時なので、朝の支度も落ち着いて慌てずに済みます。
季節に応じたお得なプラン、朝食のみのプランなどもあり、気軽に天然温泉で癒しの時を過ごせます。
また、「しあわせ隠れ里猿投温泉癒しの宿金泉閣」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
夏のもののけの里レビューと所要時間 写真と動画で五平餅に代わるきなこづくりを紹介!まとめ
ジブリパーク「もののけの里」の「タタラ場」では、いつも五平餅炭焼き体験が行われているのですが、2025年6月25日(水)~9月29日(月)の暑い時期は、五平餅の代わりに「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」が開催されています。
2025年8月2日(土)に「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」を体験してきたので、ご紹介しました。
- 夏のもののけの里レビュー 五平餅に代わるきなこづくり体験をやるタタラ場はどこ?
- 夏のもののけの里きなこづくりレビュー 所要時間と手順を写真と動画で説明
- 夏のもののけの里 きなこをかけたわらび餅で夏バテ防止!
石臼挽きをやってみたい人にも、わらび餅を食べたい人にもおすすめです。
小さな子供たちも挽き安いように、低い位置にも石臼を置いているので、安心して体験できます。
わらび餅は日本古来から夏場の知恵として愛されてきました。
もののけの里で石臼を挽いて、そのきなこをかけたわらび餅を食べると、ジブリパークの暑さで疲れた体がらくになります。
来年もぜひ開催してほしいですね!
暑いジブリパークを散策して疲れた体をゆったり癒せるホテルを3つご紹介しました。
夏にジブリパークを訪れる際には、ジブリパーク近くのアクセス便利なホテルや、ジブリパークの自然の余韻を存分に楽しめるホテルで心身ともにじっくり癒されて、元気になってくださいね。
日常から解き放たれて、ジブリの世界観に浸りきる素敵な旅ができますように。
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