ノリタケの森で絵付けを予約不要で体験　クラフトセンターノリタケミュージアムにて！

「ノリタケの森」は、高級陶器でお馴染みの陶磁器メーカー「ノリタケ株式会社」が創立100周年を記念してオープンした複合施設です。
このノリタケの森は、愛知県名古屋市の則武新町（のりたけしんまち）にあります。
この地名が「ノリタケ」の由来となっています。

名古屋市の都心にありながら、緑あふれる約34,000m²という広大な敷地を有し、噴水広場をはじめとする憩いのフォトスポットとしても、ノリタケの森ギャラリーや絵付け体験などでも有名です。

今回は、ノリタケの森にて家族で絵付け体験をした様子をご紹介します。

絵付け体験は「クラフトセンターノリタケミュージアム」の2階で行われます。

この記事では、次のような疑問を解消します。

• 絵付けって難しい？
• どうやって塗るの？
• 予約は必要？
• 混雑状況は？

焼成前と焼成後で、絵の具の色が変わってくるのもとても面白いです。
わが家の家族の絵付け作品を、焼成前と焼成後で色を比較して、写真でご紹介します。

記事後半では、「ノリタケの森」にアクセス便利でゆっくりくつろげる人気のホテル３つをご紹介します。

「ノリタケの森」は、赤レンガ建築などノスタルジックな雰囲気でいっぱいです。
名古屋城や名古屋港水族館などの名古屋観光から、ぜひちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

森を散策して疲れたら、居心地の良いホテルでゆったりリラックスして旅の余韻をお楽しみください(^^♪

ノリタケの森の絵付け体験は予約不要

ノリタケの森の絵付け体験は、事前予約の必要はありません。
当日、ノリタケの森の敷地内にある「クラフトセンターノリタケミュージアム」の1階受付で、まず入館料を払い、2階に上がります。

2階に絵付け体験の受付があるので、そこでお皿やマグカップなどから絵付けしたいものを選び、絵付け体験の料金を支払います。
すでに下絵が入っているものは、ぬりえのように色を塗って完成できるので、気楽に挑戦できますよ。

お皿やマグカップなどアイテムはすべて、真っ白で透光性の高い、美しいボーンチャイナ製品です。

クラフトセンターノリタケミュージアムの営業時間は、10:00～17:00ですが、絵付け体験の受付は16:00までです。

予約不要で、思い立ったらすぐに行って体験できるので、ぜひ絵付けチャレンジしてみてくださいね。

ノリタケの森　絵付けの手順

絵付け体験コーナーには、大きなテーブルの席がいくつも並んでいます。
ひとつのテーブル席で6人ぐらいは座れる広さです。
私たち家族が絵付けしたときには、他にも子供連れ家族が、家族ごとにひとつのテーブルで絵付け体験をしていました。

このテーブルの中央に、12色の絵の具が入った容器や、色見本、筆、などが並んでいます。

メーグルで名古屋ぐるぐる（11）ノリタケの森❹クラフトセンター・ミュージアム。
磁器の作られる工程、ノリタケの歴代作品が見られるスポット。絵付け体験（2300円〜）は良い思い出とお土産に。館内は撮影不可ですが色見本だけ許可を得て撮影させてもらいました。挑戦する時に参考に。#名古屋観光 pic.twitter.com/MsLE78xKl3

— 星のあしぇら (@HoshinoAsyera66) September 16, 2024

テーブルに座ると、以下のような絵付け体験の簡単な説明をしてもらえます。
（この説明は、各テーブルに貼ってあるので、絵付けしながら確認できます。）

絵の具を塗ってはいけない部分に注意

お皿、マグカップ、置物などすべて、絵の具を塗ってはいけない部分があります。

今回、わたしはお皿に絵付けしました。

↓お皿の裏に、このように日付を入れるのはOKです↓

↑日付の下に小さく「P 272」と番号が書いてあります。
この部分は、絵の具を塗ってはいけない場所です↑

下絵の線は焼成後に消える

絵付け前に、ボールペンで下書きをすることができます。
いきなり筆で絵の具を塗るのではなく、ボールペンで下書きできると、安心しますね。

下書きのボールペンの線は、焼成後に消えます。
はじめから下絵の描いてあるお皿の、ピンク色の下絵の線も、焼成後に消えます。

絵の具にはのりを混ぜる

絵具が入った容器を傾けて、水をよけながら筆で絵の具を取り、パレット皿にのせます。
パレット皿にのせた絵の具に、のりの水溶液を1，2滴入れます。

絵の具を塗るのに夢中になると、のりを入れ忘れることがあるので注意しましょう。

絵の具を拭き取って塗りなおせる

一度絵の具を塗っても、テッシュで拭き取ることができるので、塗り直すことができます。

ボールペンの線も、テッシュで強くこすると消えます。

絵の具の特徴

赤の絵の具だけは、他の色を混ぜないでください。
赤以外の絵の具は、パレット皿で混ぜて使えます。

絵の具を薄く塗ると、焼成後も薄いままで濃くなることはありませんが、濃くしようと厚塗りするとひび割れの原因になります。
ほどほどの濃さで塗りましょう。
私は、ほどほどの加減がわからず、ひび割れを心配しましたが大丈夫でした。
よほど盛り盛りに厚塗りすると、ひび割れするのだろうと思います。

テーブルの上に筆洗の水が用意されているので、普通の絵の具のように、水で濃さを調整することもできました。

ピンクと紫は色が変わる

ピンク色と紫色の絵の具は、くすんだ色をしています。
焼成後は、鮮やかなピンク色と紫色に変わります。

絵の具の容器、各色には色のラベルがついています。

ラベルを見て、色を選びましょう。
特にピンクの絵の具はくすんでいてピンク色ではありませんので、注意が必要です。

↑焼成前のピンク色のリボン↑

↑焼成後のピンク色のリボン↑

絵付け後の後片付け

ティッシュなどゴミはテーブル横のゴミ箱へ入れましょう。

絵の具の容器のふたは閉めますが、強く締めすぎないようにします。

使用した筆は、テーブルの上の筆洗で洗います。
ティッシュで筆の水分を拭き取って、トレイに戻します。

絵具が手や服についたら、すぐに洗ってください。

絵付けの完成した作品は、クラフトセンターで焼成後、自宅に郵送していただけます。
用紙に、住所、氏名、電話番号、お届希望時間を書き、スタッフさんが案内してくださる場所に絵付けした作品を持っていき、並べます。
このとき、塗った絵の具に指が触れないように気を付けましょう。

ノリタケの森　絵付け作品例

今回は家族3人、下絵のないお皿で、ボールペンで下書きして、絵付け体験に挑戦しました。
ボールペンの輪郭線が、焼成後に消えることを念頭に置いて、絵の具で輪郭線が出るように、輪郭線を濃いめに塗っています。

焼成前と焼成後を比較してみましょう。

↑ママの作品　焼成前↑

↑焼成前では、中央の子猫やハートがくすんだ色をしています。↑

↑ママの作品　焼成後↑

↑焼成後では、中央の子猫やハートが鮮やかなピンク色になりました。↑
↑青や濃緑も、焼成後のほうが鮮やかです。↑

↑娘の作品　焼成前↑

↑焼成前では、ハートや子猫がくすんだ色をしています。↑

↑娘の作品　焼成後↑

↑焼成後では、ハートや子猫が鮮やかなピンク色になりました。↑

↑パパの作品　焼成前↑

↑焼成前では、やはりピンク色の部分がくすんでいます。↑

↑パパの作品　焼成後↑

↑焼成後では、淡いピンク色の部分が出てきました。↑
↑茶色と濃緑も明るさが増しました。↑

家族みんなで思い思いの絵付け体験ができて、ほんとうに嬉しい思い出になりました。

世界に一枚、自分だけのボーンチャイナです。
透光性の高いボーンチャイナなので、お皿の下に手を置いて光を当てると、ほんとうに手の形が透けて見えるのも驚きです！

ノリタケの森　絵付け作品の郵送

絵付けが完成した作品は、クラフトセンターで焼成後、自宅に郵送してくれます。
国内送料はサービスでした。
ノリタケの森公式ページや、絵付け体験コーナーのテーブルには、3～4週間程度でお届けと書いてありますが、なんとたった3日間で自宅に到着しました！
忙しい年末の時期に、たった3日間で送っていただけました！すばらしい！ノリタケのプロの魂を感じます！

また、段ボールでの梱包の仕方がとても丁寧で、絶対に割らないぞっ！という情熱と優しさが溢れています。

大事な思い出のお皿なので、わが家ではこの段ボールに今も大切にしまっておいて、時々出しては眺めています。

お皿はビニール袋に入ってさらに段ボールで梱包されていました。

ぜひまた絵付け体験に行きたいと家族で話し合っています。

恐竜の置物の他に、アザラシの置物も受付に置いてあったので、今度行ったときにまだアザラシがあったら、家族3人で3匹のアザラシに挑戦したいと思います。

ノリタケの森　絵付けは混雑する？

ノリタケの森公式ページによると、絵付けの所要時間は、標準で90分となっていますが、私たち家族は、気が付くと2時間経っていました。
標準よりも30分超過ですが、スタッフさんも特に何も言わず、干渉しないでいてくださったので、落ち着いて集中して描いていました。

体験した日は、クリスマス直前の土曜日、時間は午後2時半でしたが、特別に混雑する様子はなく、体験の受付でも待ち時間はゼロで、特に混雑はしていませんでした。
外は、ノリタケの森のクリスマス装飾を見に来ているお客さんで混雑していましたが、クラフトセンターノリタケミュージアムの中は混雑することなく、落ち着いていて静かです。

絵付け体験のテーブル席も満員ではなかったので、まだ余裕がありました。

平日ならもっと空いていると予想できます。

絵付け体験はクラフトセンターノリタケミュージアムにて

【2024名古屋3日目②】ノリタケの森の中にある施設でノリタケの歴史を知ることができるウェルカムセンターと、実際に製品を作っている所を見学できるクラフトセンター。クラフトセンターでは皿の絵付けが体験できるコーナーもあって面白そうだった。 pic.twitter.com/ENHlMgwuXY

— dai-nakagawa (@dai_nakagawa) August 26, 2024

ノリタケの森の絵付け体験ができる「クラフトセンターノリタケミュージアム」の場所、営業時間、入館料などを紹介します。

クラフトセンターノリタケミュージアムの場所

ノリタケの森の簡単な地図は、次の通りです↓

この地図の赤い建物が「クラフトセンターノリタケミュージアム」です。

クリスマス時期には、「クラフトセンターノリタケミュージアム」に向かう赤レンガ建築の間の通路がきれいに装飾されています。

クリスマスの季節には、「クラフトセンターノリタケミュージアム」の近くでもクリスマスツリーやサンタさん、トナカイたちに会えます。↓

「クラフトセンターノリタケミュージアム」は、1・2階がクラフトセンター、3・4階はノリタケミュージアムになっています。

1階クラフトセンターでは、ボーンチャイナの生地製造工程をわかりやすく見ることができます。
ボーンチャイナの原料には、牛の骨を焼いて灰にした「骨灰（ボーンアッシュ）」が使用されていることをここで知りました。
ボーンチャイナに光を当てると手の形が透けて見える透光性の高さを体験したのもこのクラフトセンターです。

2階クラフトセンターでは、ボーンチャイナの画付工程、熟練の職人さんの絵付け作業を見ることができます。
そして、絵付け体験コーナーがこの2階にあります。

3・4階ノリタケミュージアムでは、「オールドノリタケ」（明治から昭和初期までに製造されたノリタケ製品）や、デザイン画、テーブルウエアの展示など、ノリタケの伝統と美を目の当たりにすることができます。

今回は絵付け体験に、想像していたよりも時間がかかり、3・4階ノリタケミュージアムを見ることができませんでした。
午後いちばんで、3・4階ノリタケミュージアムを鑑賞し、そのあと絵付け体験に向かえば、半日かけて「クラフトセンターノリタケミュージアム」を堪能できると思いました。

クラフトセンターノリタケミュージアムの営業時間

「クラフトセンターノリタケミュージアム」営業時間：10:00～17:00

定休日：月曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始（12月26日～1月3日）

 

2階クラフトセンターの「絵付け体験」は、10:00～17:00で、受付は16:00までです。

クラフトセンターノリタケミュージアム入館料

ノリタケの森では、この「クラフトセンターノリタケミュージアム」の建物だけ入館料が必要です。
ノリタケの森の敷地内に入るためには、入場料はかかりません。

「クラフトセンターノリタケミュージアム」入館料：

・大人 500円
団体割引： 30名以上450円　100名以上400円

・65歳以上 300円
団体割引： 30名以上270円　100名以上240円

・高校生以下 無料

障がい者手帳をお持ちの方は、 証明書(手帳のコピー、電子版可)の提示により無料です。
※障がい者手帳をお持ちの方1名につき、介助の方１名無料になります。

「ノリタケの森」周辺のおすすめホテル

「ノリタケの森」にアクセス便利でゆっくりくつろげる人気のホテル３つをご紹介します。

名古屋JRゲートタワーホテル

この「名古屋JRゲートタワーホテル」は、JR名古屋駅に直結しています。
名古屋駅1階または2階のJRゲートタワーエレベーターホールのシャトルエレベーターから、ホテルフロントレセプションのある15Fに行けます。

このホテルの総合評価は「4.58」です。（ 評価詳細は こちら＞＞ ）

JR、近鉄、名鉄いずれの利用にも便利で、愛知・名古屋観光の拠点として最適なホテルです。

• ノリタケの森まで車で約3分、徒歩16分
• 名古屋城まで車で約12分
• 名古屋港水族館まで車で約24分

また、「名古屋JRゲートタワーホテル」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

モンブランホテルラフィネ名古屋駅前

この「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」は、JR名古屋駅桜通口より徒歩3分、飲食店もコンビニも近くにあり、とても便利です。

このホテルの総合評価は「4.62」です。（ 評価詳細は こちら＞＞ ）

駅近で便利な立地は、名古屋観光の拠点に最適です。
ホテルロビーにはたくさんの観光情報が置いてあり、次の旅ではどこに行こうかと楽しみになります。

• ノリタケの森まで車で約4分、徒歩11分
• 名古屋城まで車で約12分
• 名古屋港水族館まで車で約24分

また、「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

リッチモンドホテル名古屋新幹線口

この「リッチモンドホテル名古屋新幹線口」は、JR名古屋駅太閤通口より徒歩約8分、真っ直ぐに道沿いに歩けば到着できるのでわかりやすく、コンビニや飲食店もあるので便利です。

このホテルの総合評価は「4.45」です。（ 評価詳細は こちら＞＞ ）

子供連れの家族の名古屋観光拠点として、リピート利用が多く喜ばれているホテルです。

また、「リッチモンドホテル名古屋新幹線口」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

ノリタケの森で絵付けを予約不要で体験　クラフトセンターノリタケミュージアムにて！まとめ

今回は、ノリタケの森にて家族で絵付け体験をした様子をご紹介しました。

絵付け体験は「クラフトセンターノリタケミュージアム」の2階で行われます。

絵付け体験は予約不要です。

当日、絵付け体験には、「クラフトセンターノリタケミュージアム」の入館料と、絵付け体験料の両方が必要です。

今回は、クリスマス直前の土曜日午後に行きましたが、混雑はなく、落ち着いて2時間かけて絵付け体験できました。
外のノリタケの森の庭園では、クリスマス装飾が美しく、人手が多くて混雑していますが、「クラフトセンターノリタケミュージアム」の中は、絵付け体験も含めて混雑なく、静かでした。

ピンク色と紫色の絵の具は、焼成前はくすんだ色をしていますが、焼成後には鮮やかな色に変わります。

いきなり筆で描かずに、ボールペンで下書きできるので、気楽に挑戦できます。

お皿以外にもマグカップや置物もあります。
真っ白で透光性の高いボーンチャイナ製品に絵付けできるので、ほんとうにワクワクします。

すてきな絵付け体験が、予約不要で思い立ったらすぐにできます。
世界にひとつ、自分だけのボーンチャイナに挑戦しませんか？

 

また「ノリタケの森」にアクセス便利でゆっくりくつろげる人気のホテル３つをご紹介しました。

名古屋城や名古屋港水族館などの名古屋観光から、ぜひちょっと足を延ばして、ノスタルジックなノリタケの森にぜひ遊びにきてくださいね(^^♪