ミズオオトカゲとコモドドラゴンは、両者ともに大型のトカゲということで混同する人も多くいます。
今回は、ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違いを、その大きさ、生息地から見ていきましょう。
日本には、このミズオオトカゲとコモドドラゴン、両方を飼育展示している動物園があります。
愛知県名古屋市の東山動物園です。
東山動物園では、2013年からミズオオトカゲの飼育展示が行われています。
コモドドラゴンの飼育展示は2024年8月23日から始まりました。
「東山動物園」に行くには、地下鉄東山線沿線のホテルを選ぶと便利です。
ミズオオトカゲの甘太郎と、コモドドラゴンのタロウに実際に会いに、東山動物園に遊びに来てくださいね!
■ミズオオトカゲ・コモドドラゴン展示場所
- ミズオオトカゲの甘太郎・・・自然動物館
- コモドドラゴンのタロウ・・・北園旧ゴリラ舎屋内展示室
東山動物園には他にもさまざまなトカゲがいます。
コモドオオトカゲだけでなく、世界にはさまざまなトカゲの仲間が暮らしています。
体の大きさ、棲む場所、食べ物はさまざま。
彼らの世界を見に、自然動物館にもお越しください!
(かみやん)#東山動植物園 #ミズオオトカゲ #レッドテグー#インドシナウォータードラゴン #グリーンイグアナ pic.twitter.com/qdMncaPywi— NPO法人東山動物園くらぶ (@hgsym_ZooClub) August 30, 2024
ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違いは?
ミズオオトカゲとコモドドラゴンは、両者とも爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に属していて、似ているので混同されることもよくあります。
以前、コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の記事を書いたときも、「マレーシアで30年前にこのオオトカゲが道路を歩いているのを見たよ」と言われたことがあります↓
でも残念ながら、マレーシアにいるのはコモドドラゴンではないのです。
マレーシアに住んでいるのは、ミズオオトカゲ(マレーオオトカゲ)で、コモドドラゴンとは違う種類です。
どちらも大型のトカゲですが、大きさや生息地に違いがあります。
コモドドラゴンとミズオオトカゲ、違いを比較していきましょう。
コモドドラゴンの大きさ ミズオオトカゲとの違い
まず、コモドドラゴンとミズオオトカゲの大きさを比較してみましょう。
- コモドドラゴン・・・全長200~310cm、体重70kg前後
- ミズオオトカゲ・・・全長200cm前後、体重25kg前後
コモドドラゴンは世界最大のオオトカゲです。
アメリカのセントルイス動物園による最大公式記録では、3.13㎝です。この個体は体重が166㎏でしたが、食物が体内にあるかどうかで体重は大きく変動します。
ミズオオトカゲもコモドドラゴンに次ぐ大型のオオトカゲですが、コモドドラゴンとミズオオトカゲの体重の差に注目してください。
ミズオオトカゲの体型は、コモドドラゴンの体型よりスマートで細いので、全長200㎝ですが、体重は25㎏前後です。
東山動物園のコモドドラゴン(タロウ)とミズオオトカゲ(甘太郎)の大きさを比べてみましょう。
- コモドドラゴン(タロウ)・・・展示開始2024年時点で、体長2・7メートル、体重50キロ(13歳)
- ミズオオトカゲ(甘太郎)・・・展示開始2013年時点で、全長2m、体重17キロ
やはり、ミズオオトカゲのほうが細いので、特に体重に大きな差が出ますね。
ミズオオトカゲ(甘太郎)もとても大きなオオトカゲですが、コモドドラゴン(タロウ)はもっと大きくて太く、がっちりした体型です。
東山動物園のコモドドラゴンとミズオオトカゲの動画はこちらです。
コモドドラゴンどこにいるか ミズオオトカゲとの生息地の違い
コモドドラゴンとミズオオトカゲは似ていますが、どこにいるか、その生息地は異なります。
■コモドドラゴン
生息地:インドネシアのコモド島周辺
(ギリダサミ島、ギリモタン島、コモド島、フローレス島南部、リンチャ島)
乾燥したサバンナ、落葉樹林、および雨季のみ水がある河辺林に生息しています。
コモドドラゴンは絶滅危惧種なので、厳重に保護された環境に生息しています。
コモド島周辺は世界遺産に登録されています。
■ミズオオトカゲ
生息地:中国南部からインド東部までの東南アジア
インド(アンダマン諸島)、インドネシア、フィリピン、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ王国、中華人民共和国南部、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
原生林、マングローブ林など、水辺に生息することが多いです。
山間部よりもむしろ平野部の河川の土手に長さ9m、深さ2mほどの巣穴を掘って生活しています。
泳ぎも潜水も得意で、木登りも上手です。
このミズオオトカゲ、マレーシアでは住宅街で玄関からも入ってくるし、コンビニにも現れます。
水辺の道路には頻繫に出現します。
タイの首都バンコクにあるルンピニ公園では、泳いだり、水辺に佇んだり、道路を歩いているミズオオトカゲがたくさんいます。
タイでミズオオトカゲは保護されていますが、大繫殖したために、捕獲して他の場所に移動させるという対応も取られました。
ミズオオトカゲは自分から人間を襲うことはありませんが、肉食性なので顎の力が強く、嚙まれると指を食いちぎられる恐れがあるので、注意が必要です。
ミズオオトカゲの危険性についてはこちらからどうぞ。
ミズオオトカゲは30分以上水に浸かって餌を待つこともあるほど、水場が大好きですが、コモドドラゴンも泳いだり木に登ることもあります。
コモドドラゴンが450mの距離を泳いだ例や、水深4mまで潜水した例もあります。
コモドドラゴンは生後1年は外敵から身を守るために樹上生活をしますが、成体のコモドドラゴンも木に登ることがあります。
しかし、ミズオオトカゲのほうがコモドドラゴンよりも水場にいることが多い半水棲の生き物です。
東山動物園のミズオオトカゲ、甘太郎の飼育環境でも水場が備えられていて、甘太郎が泳いでいる姿を見られます。
一方、コモドドラゴンのタロウの飼育環境では、タロウが歩きやすいように、床にウッドチップを敷き詰めたりしています。
東山動物園に行くと、ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違いを実際に見て体感できますよ!
「東山動物園」周辺のおすすめホテル
「東山動物園」へは、地下鉄東山線沿線のホテルがアクセス便利ですよ。
名古屋ガーランドホテル
この「名古屋ガーランドホテル」は、地下鉄東山線「栄駅8番出口」から徒歩5分ののところにあり、コンビニやデパートも多い便利な立地にあります。
このホテルの総合評価は「4.27」です。( 評価詳細は こちら>> )
8番出口から直結している「サンシャイン栄(営業時間9:00~23:00)」からエレベーターで地上に出られるので、ベビーカーでの移動も安心です。
東山動物園へは、地下鉄東山線一本で24分で行けます。
■その他名古屋観光スポット
- 名古屋港水族館まで地下鉄名城線で38分
- 名古屋城まで地下鉄名城線で15分
- オアシス21まで徒歩11分
- 名古屋市科学館まで徒歩9分
実際に、栄駅からベビーカーを押して行く経路をメールで問い合わせたところ、すぐに電話で返事がきて、女性スタッフが明るい声でわかりやすく教えてくれましたよ(^^♪
また、「名古屋ガーランドホテル」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>
ホテル メルパルク名古屋
この「ホテル メルパルク名古屋」は、地下鉄東山線「千種駅」下車1番出口徒歩1分で、ビジネス拠点としても、名古屋観光の拠点としても便利です。
名古屋に行くならメルパルクと決めている人も多い、定番のホテルです。
栄駅は地下鉄6分、名古屋駅には地下鉄やJRで10分ほどで行けます。
このホテルの総合評価は「4.04」です。( 評価詳細は こちら>> )
東山動物園まで地下鉄東山線1本で14分で行けます。
■その他名古屋観光スポット
- バンテリンドームナゴヤまで車で9分
- 名古屋港水族館まで車で21分
- 名古屋城まで車で13分
- オアシス21まで車で5分
- 名古屋市科学館まで車で10分
駅近でお部屋が広くゆったりでき、朝食では名古屋めしが楽しめるのが人気です。
また、「ホテル メルパルク名古屋」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
ホテルアクテル名古屋錦
この「ホテルアクテル名古屋錦」は、地下鉄東山線栄駅1番出口から徒歩1分で立地条件が最強のホテルです。
オレンジの外観がとてもわかりやすいので迷う心配がないですよ!
このホテルの総合評価は「4.27」です。( 評価詳細は こちら>> )
東山動物園へは地下鉄東山線一本で21分で行けます。
- 中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)まで徒歩7分
- オアシス21までは徒歩6分
名古屋らしい街並みを十分に楽しめます。
豊富なアメニティも選ぶだけでワクワク楽しいと喜ばれています。
ホテル周辺グルメチケット付きプランは1000円、2000円、3000円などから選べます。
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交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
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ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違い 大きさと生息地どこにいるかを紹介!まとめ
今回は、ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違いについて、その大きさと生息地どこにいるかについて、比較してご紹介しました。
ミズオオトカゲのほうがコモドドラゴンよりも細い体型であることや、ミズオオトカゲのほうが水辺を好む生活環境にあることがわかりました。
また、コモドドラゴンは絶滅危惧種で保護されて、コモド諸島とその周辺の限られた中に生息している一方で、ミズオオトカゲは中国南部からインド東部までの東南アジアの広い地域で生息しており、マレーシアやタイでは人との接点が多いこともわかりました。
東山動物園では、ミズオオトカゲとコモドドラゴンの違いを実際に見て体感できるので、ぜひ遊びに来てくださいね!
■ミズオオトカゲ・コモドドラゴン展示場所
- ミズオオトカゲの甘太郎・・・自然動物館
- コモドドラゴンのタロウ・・・北園旧ゴリラ舎屋内展示室
東山動物園周辺のおすすめホテル情報もご紹介しました。
珍しい種類もたくさんいますよ!
ぜひ東山動物園に遊びに来てくださいね(^^♪
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