「トヨタ産業技術記念館」は、名古屋市の中心街、名古屋駅近くの広大な敷地に建っています。
トヨタグループの創業者、豊田佐吉がこの地に織機工場を建てたのが、トヨタの始まりです。
1911年に、豊田佐吉が自動織機の研究開発のために、この地に試験工場を創設したのでした。
この織機工場は、1958年には閉鎖されましたが、1980年代の後半に産業遺産として価値を再評価されました。
🏛️本日11月28日(木)開館します🏛️
🕰️開館時間 9時30分~17時00分
🎟️受付終了 16時30分おはようございます。
皆様のご来館をお待ちしております。 pic.twitter.com/b6muZGiQU0— トヨタ産業技術記念館(非公式) (@tcmit_sub) November 28, 2024
大正時代の立派な赤レンガづくりの建造物が大規模に残っているというのはとても貴重なことだったのです。
そこで、当時のトヨタ自動車の会長、豊田英二が、約30年ぶりに6年をかけて改築し、オープンしました。
そして、「トヨタ産業技術記念館」として、トヨタの歴史や繊維・自動車製造の技術革新を体感できる動的な展示が行われています。
トヨタは「繊維」から始まり、「車」へと受け継がれました。
トヨタグループの創業者である豊田佐吉の息子、豊田喜一郎は、父、佐吉の織機開発を継承し、紡織機のさらなる開発に尽力したのち、かねてからのビジョンであった国産自動車の開発に着手しました。
こうしてトヨタ自動車の創業者となった豊田喜一郎の、生誕100周年の誕生日1994年6月11日に、トヨタ産業技術記念館はオープンしました。
また愛知県長久手市には「トヨタ博物館」があり、それぞれ見どころにどんな違いがあるのか気になる人も多いかと思います。
どちらもトヨタグループに関連する有名な施設ですが、実はテーマや展示内容に大きな違いがあります。
今回は、次のことをご紹介します。
・トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館の違い
この「トヨタ産業技術記念館」にアクセス便利な名古屋駅近くのホテルを3つご紹介します。
名古屋駅近くのホテルならば、「トヨタ産業技術記念館」の見どころ盛りだくさんの展示を見て疲れたあと、さっとホテルまで帰ってゆっくりくつろぐことができます。
「トヨタ産業技術記念館」は名古屋駅からタクシーで約4分という近い距離にありますよ。
「トヨタ産業技術記念館」は家族連れで一日中楽しめる施設です。
繊維産業と自動車産業の技術進化の内容は、展示がとてもわかりやすく、しくみを体感しながら遊べるエリアも充実しているので、大人も子供も満足できる博物館ですよ。
まず見どころからご紹介していきましょう。
トヨタ産業技術記念館の見どころ
トヨタ産業技術記念館は、トヨタグループの歴史と技術革新を体感できる魅力的な施設です。
見どころは次の3つです。
・自動車館
・テクノランド
館内の簡単な配置図は次のようになります。
繊維機械館とテクノランドは1階にあり、自動車館は1階と2階にあります。
繊維機械館と自動車館はどちらを先に見てもいいのですが、繊維機械館から見ると歴史的に順番通りになるので、繊維機械館からまわるのがおすすめです。
繊維機械館
「繊維機械館」は、トヨタグループのルーツである繊維産業をテーマにしたエリアです。
織機の歴史や仕組みを解説する映像や模型もあり、繊維技術に詳しくなくても楽しみながら理解を深めることができます。
最初のコーナーでは、機械化以前からの、糸紡ぎの技術と織物を織る技術がわかりやすく展示されています。綿花の話と、綿から糸をつくる糸紡ぎ作業の実演も見られます。
さらに、トヨタグループ創業者の豊田佐吉が発明した革新的な織機を見ることができます。特に「G型自動織機」は、世界初の不良品の発生を未然に防止する自動停止機能を備えた画期的な技術で、当時の産業に大きな影響を与えました。
実際に動いている織機を目の当たりにすると、その技術の素晴らしさに驚かされます。
G型自動織機を誕生させた当時の試験工場を再現している館内では、たくさんのG型自動織機がいっせいに稼働し、そのリズミカルな機械音が赤レンガづくりの建物内に響きます。
豊田佐吉の息子、豊田喜一郎が発案した紡績技術や織物技術も館内に展示されています。
喜一郎は、父、佐吉の研究開発を見て育ちました。
東京帝国大学では機械工学を学び、紡織機のさらなる開発を行っています。
その後さらに喜一郎は、国産自動車の製造開発の夢に着手し、トヨタ自動車を設立します。
自動車館
「自動車館」では、トヨタの自動車製造の歴史を網羅的に学べる展示が広がっています。
館内では、初代トヨタ車「AA型乗用車」のレプリカが展示され、「AA型乗用車」がどのようにつくられたか、その生産工程が当時そのままに再現された自動車工場になっており、自動車好きにはたまらない内容が詰まっています。
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また、ロボットアームなどの大型機械が実際に稼働している様子も展示されています。
毎日繰り返し寸分の狂いもなく溶接の実演をするロボットたち。
GW中も元気に稼働中🦾 pic.twitter.com/OsEhzEji9Q— トヨタ産業技術記念館(非公式) (@tcmit_sub) May 4, 2023
迫力ある実演を通じて、生産技術の進化を体感できます。
テクノランド
【トヨタ産業技術記念館02】テクノランドではサーキットがあったり風速15m体験できたり。普段、車を何気なく運転してるから新鮮だった。大人でも楽しいと思う。 pic.twitter.com/4U6UhPvKGL
— カトル (@sandrock04) June 30, 2018
テクノランドには、繊維機械や自動車などに使われているメカニズムの原理やしくみをゲーム感覚で楽しめる遊具があり、モノづくりの工程を体感し、遊びを通して楽しく学べます。
クルクルクル・・・
意外とバテます💦テクノランド:機織りマシーン pic.twitter.com/ODQpIFRVGH
— トヨタ産業技術記念館(非公式) (@tcmit_sub) March 7, 2023
実演、動態展示、映像説明がわかりやすく、親子で学べるので、家族連れに人気です。
トヨタ産業技術記念館のレビューとクチコミ
トヨタ産業技術記念館を訪れた人々からの多くのレビューとクチコミでは、施設の充実ぶりや展示内容の素晴らしさを称賛する声が多く見受けられます。
よく挙げられるのは「展示内容の充実度」です。
「実際に稼働している織機やロボットアームの実演が見られて感動した」
「自動車製造の過程を細かく学べて、技術者の努力が伝わってきた」といった口コミ・レビューが多く寄せられています。
また、展示の説明が詳しくわかりやすいことも、口コミでの高評価につながっています
「自動車館」の最後に、AA型ストラップを製作する電動射出成型機の実演展示についても口コミ・レビューが多く、見学に訪れた人だけが作って持ち帰れるので、来館の記念として大人気です。
電動射出成形機ではお客様のボタン操作で、AA型乗用車の成形品をつくりストラップを付けてお持ち帰りただけるのですが、色は12月という事でクリスマスカラーとなっております。毎週色が変わっており白、緑、赤・・あと一色は???
今週は赤色。という事は。。ご来館をお待ちしております! pic.twitter.com/apRi9SAPox
— トヨタ産業技術記念館(非公式) (@tcmit_sub) December 14, 2021
「繊維機械館」「自動車館」については、それぞれの見どころが豊富で、じっくり見ると5時間は必要という口コミがあります。
「繊維機械館」「自動車館」のどちらかひとつを見るのに2時間かかり、今回訪れたのが3回目というレビューもあります。
「繊維機械館」だけでも展示が盛りだくさんなので、「自動車館」まで行けなかったとか、「自動車館」の見学時間があまりとれなかったという口コミは頻繫に見られますので、時間配分を気にしながら見学を進めることが大切ですね。
さらに、館内の「テクノランド」について、家族連れからのレビュー・口コミも注目すべきポイントです。
「子どもが夢中になれる体験型の展示がたくさんあった」
「大人も子供も楽しめる!」
「家族で楽しみながら学べるので、教育的な観点でも優れた施設」といった意見がよく見られます。
テクノランドは、時間予約制になっていて、当日館内にて先着順で配布される整理券をもらう必要があります。
口コミでは、トヨタ産業技術記念館に11時過ぎに着いて、もらえた整理券は最後から2番目の15時の回だったという家族連れもいるので、到着したら必ず一番最初に整理券をもらっておきましょう!
アクセスや施設の環境に関するレビューも多く寄せられています。
「名古屋駅から比較的近く、アクセスが良い」
「駐車場が広く、車でも訪れやすい」といったポジティブな意見が目立ちます。
館内は清潔感があり、休憩スペースやカフェ・レストランも整備されているため、長時間の滞在でも快適に過ごせると評価されています。
多くの口コミ・レビューで、「トヨタ産業技術記念館」は、子供連れの家族で訪れるのに最適な場所として推薦されています。
一方で、愛知県長久手市の「トヨタ博物館」は、カップルや友人同士など大人だけで静かに訪れるのに適していると言われています。
トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館との違い
トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館は、どちらもトヨタグループに関連する施設ですが、それぞれの目的や展示内容には明確な違いがあります。
以下では、トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館の違いという視点から、両施設の特徴を比較してご紹介します。
目的とテーマの違い
トヨタ産業技術記念館は、トヨタグループの技術革新と歴史を中心に据えています。
この施設では、繊維産業と自動車産業の技術発展を詳しく学ぶことができ、創業者・豊田佐吉の業績や、日本の産業の進化にスポットを当てています。
一方、トヨタ博物館は、自動車文化の普及を目的とした施設です。
ここでは、トヨタ車だけでなく世界中の名車が一堂に会し、各国の自動車技術やデザインの歴史をたどることができます。
そのため、産業全体を学びたい場合はトヨタ産業技術記念館、車の文化に触れたい場合はトヨタ博物館といった具合に訪問目的が異なります。
展示内容の違い
トヨタ産業技術記念館では、繊維機械の実演や自動車製造のプロセスに焦点を当てた動的な展示が特徴です。
例えば、実際に稼働する織機やロボットアームのパフォーマンスを見ることができ、産業技術に関する知識を体感的に学べます。
一方、トヨタ博物館の展示は、自動車そのものに焦点を当てています。
クラシックカーやコンセプトカーなど、車そのものの美しさや進化を楽しめる静的な展示が中心となっていて、車好きにとって夢のような空間です。
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施設の規模と雰囲気の違い
トヨタ産業技術記念館は、工場跡地を利用した広々とした空間が特徴で、展示物に直接触れられる参加型の展示が多いです。
一方、トヨタ博物館は、より静的な雰囲気で、車両の保存状態や展示方法にこだわりが見られます。
そのため、トヨタ産業技術記念館は、家族連れや教育目的の訪問に向いており、トヨタ博物館は、自動車愛好家や歴史好きにおすすめです。
アクセスの違い
トヨタ産業技術記念館は名古屋駅から比較的近く、公共交通機関でのアクセスが便利です。
一方、トヨタ博物館は愛知県長久手市に位置しており、自動車での訪問が主流となります。
この地理的な違いも訪問の際の参考になります。
以上のように、トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館は、それぞれ異なる視点でトヨタグループの魅力を伝えています。
訪れる際は、自分がどのような体験をしたいのかを考え、目的に合った施設を選ぶことをおすすめします。
「トヨタ産業技術記念館」周辺のおすすめホテル
「トヨタ産業技術記念館」にアクセス便利な名古屋駅近くのホテルを3つご紹介します。
相鉄フレッサイン 名古屋駅桜通口
この「相鉄フレッサイン 名古屋駅桜通口」は、名古屋駅「桜通口」より徒歩約4分、アクセス抜群な立地で名古屋観光に便利です。
近くにコンビニも複数あり、デパ地下も近いので、おいしいお惣菜など買い物にも便利です。
このホテルの総合評価は「4.13」です。( 評価詳細は こちら>> )
名古屋に訪れるときはこのホテルをリピート利用する人も多いですよ。
- トヨタ産業技術記念館まで車で約7分
- トヨタ博物館まで車で約34分
- ノリタケの森まで車で約7分
- 名古屋城まで車で約12分
- 名古屋港水族館まで車で約16分
洗顔、歯磨き、お風呂とすべての水が浄水で、洗面所のお水も飲めるので、ミネラルウォーターを買う必要がありません。
朝食はホテル1階にある「ミスタードーナツ」で、お部屋に持ち帰りもできます。
ドーナツが好きな人、甘いものが好きな人にはおすすめです。
お支払いはすべて、クレジットカードまたはモバイル決済です。
また、「相鉄フレッサイン 名古屋駅桜通口」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
天然温泉 とろとろ美肌の湯 スーパーホテルPremier名古屋天然温泉桜通口
この「天然温泉 とろとろ美肌の湯 スーパーホテルPremier名古屋天然温泉桜通口」は、JR名古屋駅桜通口より徒歩8分のところにあります。
街中の便利な立地にありながらも、天然温泉が完備されています。
子供連れ家族向けのサービスが充実しているので、初めて温泉に入りたい子供も安心して泊まれます。
このホテルの総合評価は「4.27」です。( 評価詳細は こちら>> )
- トヨタ産業技術記念館まで車で約5分
- トヨタ博物館まで車で約33分
- ノリタケの森まで車で約5分
- 名古屋城まで車で約12分
- 名古屋港水族館まで車で約16分
15分程度お湯に浸かること数回、湯治のようにゆっくり過ごせます。
朝食はとてもおいしく大好評です。
焼き立てパンや、豊富な名古屋めしの朝食が高評価です。
未就学児は添い寝無料です。
また、「天然温泉 とろとろ美肌の湯 スーパーホテルPremier名古屋天然温泉桜通口」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
このホテルの紹介記事はこちら>>
モンブランホテルラフィネ名古屋駅前
この「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」は、JR名古屋駅桜通口より徒歩3分、飲食店もコンビニも近くにある便利な立地です。
名古屋観光の拠点に最適なホテルです。
このホテルの総合評価は「4.60」です。( 評価詳細は こちら>> )
ホテルロビーにはたくさんの観光情報が置いてあり、次の旅ではどこに行こうかと楽しみになるほどです。
- トヨタ産業技術記念館まで車で約5分
- トヨタ博物館まで車で約35分
- ノリタケの森まで車で約5分
- 名古屋城まで車で約12分
- 名古屋港水族館まで車で約17分
お風呂は、バス・トイレセパレートで使い易く、ゆったりできると喜ばれています。
朝食もおいしくて一度は泊まってみたくなるホテルです。
家族旅行だけでなく、レディースプランも充実しており、女性の一人旅にも安心です。
また、「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
トヨタ産業技術記念館の見どころとレビュー、トヨタ博物館との違い まとめ
トヨタ産業技術記念館は、トヨタグループの歴史と技術革新を体感できる魅力的な施設です。
見どころは次の3つです。
・自動車館(初代トヨタ車「AA型乗用車」のレプリカ)
・テクノランド(繊維機械や自動車のしくみの体験型展示)
「繊維機械館」のG型自動織機は、世界初の不良品の発生を未然に防止する自動停止機能を備えた画期的な技術で、当時の産業に大きな影響を与えました。
「自動車館」は、AA型乗用車の生産工程が当時そのままに再現された自動車工場になっています。
「テクノランド」は、繊維機械や自動車のしくみの体験型展示で、子供が遊びながら学習できるようになっており、大人も子供も満足する豊富な内容となっています。
「自動車館」の最後に、AA型ストラップを製作する電動射出成型機の実演展示についても口コミ・レビューが多く、見学に訪れた人だけが作って持ち帰れるので、来館の記念として大人気です。
「繊維機械館」だけでも展示が盛りだくさんなので、「自動車館」まで行けなかったとか、「自動車館」の見学時間があまりとれなかったという口コミ・レビューは頻繫に見られますので、時間配分を気にしながら見学を進めることが大切です。
「テクノランド」は、時間予約制になっていて、当日館内にて先着順で配布される整理券をもらう必要があるので、到着したらまず最初に整理券をもらいましょう。
「トヨタ産業技術記念館」と「トヨタ博物館」は、それぞれ異なる魅力を持つトヨタグループの施設です。
「トヨタ産業技術記念館」では、トヨタの歴史や繊維・自動車製造の技術革新を体感できる動的な展示が特徴です。
一方、「トヨタ博物館」は、世界中の名車を集め、自動車文化やデザインの進化を楽しめる静的な展示が中心となっています。
それぞれの魅力と見どころを知り、興味に合った体験をお楽しみください(^^♪
「トヨタ産業技術記念館」にアクセス便利な名古屋駅近くのホテルを3つご紹介しました。
トヨタの創業当時から現在に至るまでの歩みを、ノスタルジックな赤レンガづくりの建物の中でじっくりと体感してみてくださいね。
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