6月は「ラベンダー」の季節です。
安眠、リラクゼーションなど、女性に人気の香りは育児疲れのママにも優しい癒しをもたらします。このラベンダー、都会の名古屋市内でも見られるのをご存知でしょうか。
名古屋市港区の荒子川公園 では、毎年6月、「ラベンダーフェア」が開催されます。
北海道は遠くて富良野のラベンダーを見に行くのはたいへんですが、こうした都会でラベンダーが見られるのは嬉しいですね。
公園事務所がある「荒子川公園ガーデンプラザ」では、ラベンダーの苗などグッズ販売も行われます。
荒子川公園で見られるラベンダーの品種や、ラベンダーとともに見頃を迎える西洋アジサイ「アナベル」などについても合わせてお話しますね(^^♪
紫外線対策をしっかりとして、ぜひ荒子川公園のラベンダーを見に来てください!
荒子川公園のラベンダーフェア
2024年の「荒子川公園ラベンダーフェア」情報:
日時:2024年06月08日 ~ 2024年06月16日
場所:荒子川公園 (〒455-0055 愛知県名古屋市港区品川町2-1-1)
交通アクセス:
- 名古屋臨港高速鉄道あおなみ線「荒子川公園駅」から徒歩3分
- 地下鉄名港線「東海通駅」3番出口から東海11系統もしくは港巡回系統の市バス「荒子川公園北」から徒歩5分
- 車でのアクセス:名古屋高速東海線「港明IC」より約10分
駐車場:無料(約200台)
※ イベント期間中は、土日のみ有料(北駐車場1回500円)
- 北駐車場・・・89台
- 北西駐車場・・・20台
- 東駐車場・・・80台
- 南西駐車場・・・13台
荒子川公園のラベンダーは主に、広い「ラベンダー園」と、小規模ながらもきちんと整備された「ラベンダー見本園」で見ることができます。
荒子川公園の「ラベンダー園」は、ガーデンプラザの入口前に立って右側のほうへ緩やかに登る道を行き、荒子川にかかった大きな橋を渡った先に広がっています。
「荒子川公園ガーデプラザ」入口の右側の道から橋より手前には、「ラベンダー見本園」があります。
「ラベンダー見本園」は、水はけの良い土できちんと整備されています。
ラベンダーフェア開催中は、コンサート等の催しも行われます。
荒子川公園の事務所がある「荒子川公園ガーデンプラザ」にて、コンサートを見ながら軽食を楽しむこともできます。
荒子川公園ガーデンプラザについて
荒子川公園ガーデンプラザ
開館時間:午前9時~午後4時半
℡ 052-384-8787
休館日:
- 毎週月曜日(祝日と重なるときはその翌日)ラベンダーフェア期間中は無休
- 毎月第3水曜日(祝日と重なるときはその第4水曜日)
- 年末年始(12月29日から1月3日)
飲み物の自動販売機あり。トイレなど休憩できます。
ベビールームもあるので、授乳、おむつ替えなど安心してできます。
ラベンダーフェア期間中は、ガーデンプラザ内や日本庭園でコンサートやクラフトワークショップなどが開催されます。
本日のラベンダーフェアの様子をご紹介いたします😃 東谷山フルーツパークテラスのサンド、愛知牧場で作られたアイスクリームやラベンダーの花束、キッチンカーにボールスワッグ作りなど😊 明日も是非みなさまのお越しをお待ちしております✨#荒子川公園 #食べ物 #イベント #名古屋市港区 pic.twitter.com/D8uqdHwpmD
— 荒子川公園 (@arakogawapark) June 8, 2024
荒子川公園ラベンダーフェア2024年のコンサート情報
荒子川公園では、ラベンダーフェア期間中、日本庭園やガーデンプラザ内でいろいろなコンサートが行われます。
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6月8日(土)
ウクレレ&ギターコンサート ①11:30~ ②13:30~
6月9日(日)
ソプラノコンサート ①11:00~ ②13:30~
6月15日(土)
オカリナコンサート 10:00~
アコーディオンコンサート ①11:30~ ②13:30~
6月16日(日)
バイオリンコンサート ①11:00~ ②13:30~
荒子川公園ラベンダーフェア2024年のクラフト情報
※寄せ植え体験のみ催し物広場で行われます。
- コケ玉体験 10:00~15:00 当日受付500円~
- 寄せ植え体験 ①10:00~ ②11:00~ 事前受付500円
- ラベンダーのボールスワッグ 10:00~15:00 当日受付先着20名2000円
- ラベンダーのボールスワッグ 10:00~15:00 当日受付先着20名2000円
- アロマハンドトリートメント&ラベンダーオーデコロン・ロールオン&ミニリース作り 10:00~15:00 当日受付先着順 各1500円
- アロマハンドトリートメント&ラベンダーオーデコロン・ロールオン&ハーバリウムアロマディフューザー作り10:00~15:00 当日受付先着順 各1500円
- 草木染めワークショップ 10:00~15:00 1000円
荒子川公園ラベンダーフェア2024年の食事
以前、ガーデンプラザ内にあった「ティールーム 紫音」は現在、なくなっていますが、その場所に、桜のお花見の時期やラベンダーフェアなどのイベント時には、期間限定でお店が入り、軽食など楽しめます。
2024年、今年のラベンダーフェア期間中は、土日のみ限定出店で、東谷山フルーツパークテラスが入ります。
フルーツサンド(800円)、ミニフルーツパフェ(600円)などが楽しめます。
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ちなみに、2023年のさくらまつりとラベンダーフェアでは、「サンモリッツ荒子川公園」が入っていました。
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荒子川公園ガーデンプラザのベビールーム
荒子川公園ガーデンプラザには授乳やおむつ替えができるベビールームが設置されています。
ガーデンプラザ入口を入ってすぐのところにあります。
ライトが消灯時に利用できます。
男性可なのでパパも安心ですね。
ミルク用のお湯も、事務所に声をかけると利用できます。
授乳、おむつ替え、離乳食など、赤ちゃんのお世話が安心してできます。
赤ちゃんといっしょにラベンダーを見ることができますね(^^♪
荒子川公園ラベンダーフェアでラベンダー苗ラベンダーアイスなどを購入
ラベンダーフェア期間中、土日はガーデンプラザ前でキッチンカーなどいろいろなお店が出店します。ガーデンプラザ内でも、ラベンダーグッズが販売されています。
荒子川公園ラベンダーフェアで購入できるラベンダー苗
数年前、私は、ラバンジン(グロッソ)という品種のラベンダーの苗 を買いました。
開花前の苗だったので、自宅でそのまま開花を待ちました。
水やりのたびに爽やかな香りが漂います。葉をなでるだけでも清涼感のある香りが漂い癒されます。
高温多湿の名古屋の夏でも枯れることなく、冬も越して、毎年開花しています。↑
ラバンジン(グロッソ)は花穂が大きく、草丈が高く広がるので、ある程度の広いスペースが必要です。
花穂の大きさと、太く長い茎は、下のようなラベンダースティック(バンドルズ)作りに最適です。
鉢植えで栽培すると、地植えよりも茂り方が全体的に小ぶりになりますが、やはり花穂は大きいです。
一株でも20本以上は収穫できます。
荒子川公園ラベンダーフェアで購入できるラベンダーアイス
ラベンダーの苗の他に、「ラベンダーアイス」もこの時期には見逃せません!
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愛知牧場と名古屋市みどりの協会の共同開発、ラベンダーアイスクリームは季節限定です。
ほんのりとラベンダーの香りがしてとてもおいしいですよ!
ラベンダー園を歩き回ると、紫外線が強くてぐったりするので、冷たくて香りの良いラベンダーアイスクリームはほんとうにおいしいですよ(^^♪
荒子川公園のラベンダーの品種について
荒子川公園のラベンダーの品種は、苗販売もされているこのラバンジン(グロッソ)が一番多いです。
荒子川公園にはこのラバンジン(グロッソ)を中心に22種3000株のラベンダーが咲きます。
ラベンダーと言えば、アロマテラピーをイメージすることが多いですが、アロマテラピーに使われる精油のラベンダーは、学名を「Lavandula amgusutifolia(ラヴァンドラ アングスティフォリア)」といいます。
寒さに強く、夏の暑さに弱い、寒冷地向きのものです。
一方、名古屋の高温多湿の荒子川公園で一番多く育てられているラベンダーは、学名が「Lavandula × intermedia “Grosso”(ラヴァンドラ×インテメディア ”グロッソ”)」という品種です。
耐暑性に優れたラバンジン と呼ばれるものです。
真正ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種で、この二つの性質をもち、環境に強い品種なのです。
ラバンジンは、香りの成分もラベンダーと違っています。
カンファーとシネオールがふくまれるのでスーッとしています。
癒し効果は真正ラベンダーより劣るものの、リフレッシュ効果が期待できます。
草丈が高く、花穂が大きいラバンジン(グロッソ)がたくさん咲いていると、かなり迫力がありますよ!
荒子川公園のラベンダーのその他の品種
荒子川公園のラベンダー園には、荒子川公園で見られるラベンダーの品種説明の写真が掲示板に貼ってあります。
- ラビットイヤーズパープール・・・花色:赤紫(開花期4~5月)
- グロッソ・・・花色:青紫(開花期6~7月)
- アラビアンライト・・・花色:薄紫(開花期6~7月)
- デンタータ・・・花色:薄紫(開花期3~10月)
- キューレッド・・・花色:ピンク(開花期4~5月)
- プリンセス・・・花色:薄紫(開花期4~5月)
- アボンビュー・・・花色:紫(開花期4~5月)
橋を渡った先にある「ラベンダー園」の他にも、ガーデプラザの右側の道から橋を渡るより手前の「ラベンダー見本園」にいろいろなラベンダーが植えられています。
「ラベンダー見本園」には、白いラベンダー「エーデルワイス」や、北海道の富良野で栽培されている「オカムラサキ」などいろいろなラベンダーがあります。
荒子川公園ラベンダーフェア後のラベンダー花穂刈り体験
ラベンダーフェア終了後、自分でラベンダー花穂刈りができる日が設けられています。
6月21日(金)・6月22日(土)
ラベンダー花穂刈り体験 10:00~ 各日先着50名 有料:700円
受付はラベンダー園にて
ラベンダーとアナベルが同時に見頃を迎えます
ガーデンプラザ前から公園正門に向かって左側の水路のところに、ラベンダーと同じ時期に、アナベルという白い大きな西洋アジサイが見事にたくさん咲いていて圧倒されます!
その数、約300株です!
ラベンダーとともに、このアナベルも人気のお花です。
アナベルに混ざって、近くのハーブ見本園からのこぼれ種から成長したらしいピンクのエキナセアの花も咲いていました。
エキナセアは、免疫力を強化するハーブとして有名で、インフルエンザ予防にはエキナセアと言われています。
花芯が盛り上がって咲く姿は、ほんとうに免疫力がつきそうな、迫力を感じる力強いハーブです。
荒子川公園のラベンダーを見る時の注意
名古屋の6月は紫外線が強烈ですから、曇っていてもぐったり疲れます。
我が家では娘がよちよち歩きの頃から毎年行っていますが、親子で必ず「UVカットパーカー」を着ていました。
飲み物の自販機はガーデンプラザ内にもありますが、売り切れになりやすいのでしっかり準備していったほうが安全です。
それからラベンダー畑では、丸い体の熊蜂が飛んでいるのをよく見かけます。
でも、熊蜂は温厚な性格でおとなしいので、人を襲ってくることはありません。
ただ、熊蜂のメスを刺激すると刺されることがあるので、飛んできても騒がず、静かにそっと見守りましょう。
荒子川公園のラベンダーフェア!名古屋市内でラベンダーとアナベルの見頃は6月!まとめ
今回は、荒子川公園 のラベンダーフェア情報、イベントが行われるガーデンプラザ、また荒子川公園のラベンダー苗販売とラベンダーの品種についてお話しました。
「ラベンダー」とともに見頃を迎える白い大きな西洋アジサイ「アナベル」もぜひ見てください!
ラベンダーとアナベルに心身ともに癒されてくださいね(^^♪
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